鼓童 ワン・アース・ツアー 2011 !!

私の友達に鼓童のメンバーがいます。
(友達と言うには生易しい感じさえしますが…;)

私は大学時代、和太鼓サークルに所属していてその時の同期のうち2人がなんと鼓童に就職したのです(笑。でも間違ってない。プロのプレイヤーだもの!)
でも簡単に就職っと言っても2年間の研修期間を経て、試験をパスしてようやく一員と認められるハイレベルな世界のお話です。
それで、めでたく私の同期は2人ともプロの仲間入りを果たしたのですが、プロになって以来、私が鼓童の公演を観に行くのは初めてで…。

私の住む前橋(会場は自宅から車で10分ほど!)にやってくるという噂を聞きつけ、チケットの先行予約の日にちをカレンダーに○するくらい心待ちにしていたこの日。
前から2列目のど真ん中で観てきました(笑)

感想はここに書ききれないくらいあって。。。。
でも一つ言えるのは、時は自分が思ってる以上に流れていて、一緒に太鼓を打った仲間それぞれが、目の前の事に奮闘して時間を重ね、今を生きている。
でも、あのとき共に打った太鼓はそれぞれの中に生きてるなぁと言うことでした。
そして、そういう仲間がいる私は大変幸せなことだと再確認したような気持ちになりました。

今日再会出来たのは1人だったけど、ステージに立つ彼女は一回りも二回りも大きくなったように見えたし(体のサイズは小さくなったように見えたけど;さすがアスリートは絞り込みが違いますな;)、自分の道を突き進む姿勢にやっぱり心打たれました。

私はもうあんな立派なステージに立つこともないし、眩しいライティングを浴びる事もないけど、学生時代に体験した色々(バチが鼓面に当たった瞬間の手のしびれとか、当時抱いていた感情のモヤモヤなど、小さなことから大きなことまで)を公演の間、端から端まで思い出してやっぱり人生無駄な事なんて何一つないと勇気付けられました。

緞帳が下りた後、面会出来るように彼女が計らってくれて、短い時間だったけど彼女に合うことが出来ました。(なんか芸能人に会うみたいでドキドキしちゃったw)
最後に握手で別れたんだけど、その手が相変わらずで(太鼓経験者にはわかるはずw)、なんか微笑ましかった。

また次、再会するのが楽しみ。
それまで私も今自分がやるべきことを積み重ねようと思います。