Quatre-quarts(カトルカール)☆

またパウンドケーキを焼きました☆

今回は、ついにQuatre-quarts(カトルカール)を焼いてみた!

Quatre-quarts(カトルカール)とは…。

知っている人は知っていると思いますが、パウンドケーキの語源は材料を全て1パウンド(約450g)で作るから。
薄力粉1パウンド、卵1パウンド、バター1パウンド、砂糖1パウンド。

この配合で作ったパウンドケーキをQuatre-quartsと呼びます。
ちなみにフランス語でQuatreは『4』の意味。quartsは『4分の1』の意味。
つまり4分の1が4つって意味ですね◎


もっとも典型的、古典的なパウンドケーキなのに今まで一度も作った事が無かった。。。
だって、カロリーが恐ろしすぎるから・・・。あと、必ず中に何か入れたくなっちゃうから(笑)


でも、一度この古典的なのを味わってみたくて、昨日焼いてみました。
今回はいつもと違う工程で作ってみた。
参考にしたのはこちら☆
パリ発!朝食から夜食まで パウンドケーキ大好き
著者は島本 薫さんです。

これを読んで、工程にはバターベースで作る方法と卵ベースで作る方法がある事を知った!
パウンドケーキ作り方の工程が色々あるなぁ〜っと思っていたのだけど、はっきりと名称が付いて区分されていたのね!
今回は卵ベースでトライです!(いつも作っているのはバターベース☆)


で、出来上がったものがこちら☆
焼きあがり。お山がキレイに割れて満足♪

カットしたとこ。


作ってみて良かった!すごい収穫があった!
バターベースと全然出来上がりが違う!!
バターベースは1日寝かせた方が美味しいけど、卵ベースはその日から美味しい。
バターベースはどっしりと重みのあるケーキに。卵ベースはふんわりと軽い食感に。
バターベースに比べて卵ベースは口どけが良く、繊細な印象。
大きくはこんな違いがある事がわかりました。

今までずっしりと重くなきゃパウンドケーキじゃないと思っていた私は、一変。
ふんわりと軽いパウンドケーキもありかも☆と…。
粗熱がとれた後、すぐ試食したときの美味しさったら…外側がサクッ。内側がふわっとしっとり…。これはクセになりそう。。。バターベースにはない食感でした。

これからは、その時の気分によって作り分けたいと思います☆


あ。カトルカールの感想は・・・。
今までにないしみじみと美味しい素朴な味わいでした。
スーパーのだけど、発酵バターを使ってみたのも良かったのかもしれない。。。
まじりっけのない素直な味。
いつもの味、作り方に慣れてしまったお父さんは『いくつか改善が必要だね!』と言ってましたが(笑)
同じパウンドでも、そのくらい差が出ると言うことでw


…と言う訳で、chieのパウンドケーキへの追及はまだまだ続くのであります(笑)
次はどんなのが出来るか乞うご期待☆