連休二日目。永遠の0とチーズケーキ。

子供っちを保育園に送った後、昨日達成できなかったチーズケーキを朝一で作り、オーブンに入れてる時間に洗い物と洗濯と掃除を済ませ、ドタバタ向かったのは映画館。
実に何年ぶりでしょう。映画館に入ったのは。。。学生時代は良く行ったなぁ。。。映画見る前にショッピングして〜などと言う独身時代の優雅さは微塵も無く、ノーメイク眼鏡にひっつめ髪のジーパンで駆け足で入ったのは上映3分前。

昨日の日記を見たお父さんが『お母さん。明日一人で映画でも観てきたら?』と言った。
いいこと言うね!お父さん!県内のふらっと行ける美術館、そそられるものが無くてねどうしようかと思っていたのよ…映画という手があったか!!
瞬時に久しぶりの映画館に行きたくてたまらなくなり、いつもは結局家の事をやって一日終わってしまう私ですが、半ばむりやり行ってきました。。。

観てきたのは、『永遠の0』。
職場でも話題になっていて、観たいなぁ・・・と思っていたもの。
無理やり行って良かった。心の洗濯バッチリ出来ました。
感動して泣くっていいことだね。涙も排出効果あったんだったなぁ。
色々洗い流してきました。
この間、三回忌をしたおじいちゃんのことが終始頭を離れずだったけど。。。
学生の特攻隊員が『おかあさぁーーーーん!!』と叫びながら突撃するシーンは、男子2人持つ母が観るには絶えないものがありました。ことごとく、子供とかぶるかぶる。。。
この物語はフィクションだけど、かつて映画の中で繰り広げられたシーンとそう変わらない場面が本当に起こったのだと考えるだけでやるせない気持ちになりました。
主人公、宮部久蔵の『私一人が死んでも日本軍にとっては特に大したことではありません。でも、私が死んだら私の家族は大変なのです。だから私は家族の為に生きて帰りたい』という言葉。
『戦争が終わって生きて帰れたら、何がしたい?』という言葉。
『どんなに苦しくても、生きる努力をしろ!!!』という言葉が心に残りました。
今を生きる私達日本人はなんとなまったるい世界を泳いでいるのだろう…。そんな事を考えながらシアターから出てきました。

久しぶりに映画で感動して、この感動を何らかの形で家に持って帰りたくて、同じショッピングモール内にある紀伊国屋で原作を買ってきてしまった。。。
こんな分厚いのいつ読むんだろう。。。新聞読む時間も無いのに。。。
でも、映画の余韻を噛みしめつつ生活の合間合間に読もうと思います。

そんな訳で、今日焼いたチーズケーキをお供に、日付が変わるまで読書といきますか。
先月も一度焼いたのよね。チーズケーキ。その時の失敗を踏まえて再チャレンジしました。
(最近、しっかりめのベイクドチーズケーキより、スフレのような湯煎焼きしたふんわりチーズケーキにはまってます)